株式会社セントラルアークス

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電気代の高騰、災害被害の甚大化、自然環境への配慮など、家庭環境においても再生可能エネルギーへの転換は大きな関心事のひとつとなっています。
家計にも生活にも地球にも、すべてに優しい発電システムをご家庭に。

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太陽光発電 対応メーカー

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太陽光発電の基礎知識

太陽光発電とは

太陽光発電

太陽光発電は、一般家庭でも利用可能な再生可能エネルギー。

屋根に取り付けた太陽電池モジュール(ソーラーパネル)が太陽光エネルギーをもとに発電し、家庭で利用できる形に変換するシステムです。
自家発電が可能となり、電力会社からの供給一択ではなくなるため、電気代の節約災害時の補助電源としての役割を担うことができます。

また、再生可能エネルギーの普及・促進を目的に制定されたFIT制度を使えば、売電することも可能です。

FIT制度とは

FIT制度とは「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」のことで、再生可能エネルギーで発電した電気を一定期間・一定価格で電力会社に売ることができる制度。
決められた期間は社会情勢や電力の相場価格に左右されず、国が売電価格を保証することで再生可能エネルギーの普及を目的に、2012年に経済産業省によって制定されました。

「再生可能エネルギー」には太陽光発電をはじめ、風力発電や水力発電、地熱発電、バイオマス発電がありますが、一般家庭で契約できるのは太陽光発電だけとなっています。

住宅用太陽光発電における売電期間・売電価格は以下のとおり(発電量が10kW未満の設備の場合)。

売電期間売電価格(1kWh当たり)※
10年間16円
※2023年の売電価格

売電期間の10年を過ぎた発電設備は「卒FIT」と呼ばれ、固定価格での売電が終了します。
卒FIT後は、主に以下のような3つの道を選ぶことができます。

  • そのまま制度を利用し続ける
    今まで通り電力会社に売電。売電価格は下がる。
  • 売電する電力会社を変更する
    別の電力会社に売電。新電力と呼ばれる事業者の中には大手電力会社よりも高く買い取ってくれる場合もあり。
  • 蓄電池を導入し売電せずに使う
    余剰電力を売るのではなく、蓄電池を導入して自家用として使う。
    ▶詳しくは『蓄電池』をご覧ください。

FIT制度にて売電する場合は、契約の更新が自動になっている場合もあるため、卒FIT後の運用をどうするか早めに決めておくことがおススメです。

太陽光発電の仕組み

太陽光発電の仕組み
太陽光発電の仕組み

電気を作る(太陽電池モジュール)

太陽電池モジュールに集まった太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換します。

電気を集める(接続箱)

一般に太陽電池モジュールは複数のブロックから成り、それらから送られてくる電気をひとつにまとめてパワーコンディショナーに送電します。

電気を変換する(パワーコンディショナー)

太陽電池モジュールで発電した電気は直流のため、家庭で利用できるよう交流に変換します。

電気を送る(分電盤)

交流に変換された電気を分電盤によって各電化製品に送電します。

電気を計る(売電・買電電力量計)

売電・買電電力量計によって売電量や買電量を計ります。

太陽光発電のメリット・デメリット

住宅に太陽光発電を導入する場合、良いこともあれば悪いこともあります。
以下、代表的なメリット・デメリットをご紹介します。

メリット① 電気代を抑えられる

太陽光発電により、家庭で使用する電力の一部をまかなうことが可能です。夜間は発電できないため、使用電力のすべてをまかなうことは難しいですが、太陽光発電協会のホームページによれば80%程度はまかなえるとのことです。

メリット② 長期的に投資効果を得られる

太陽光発電は一度設置すれば、メンテナンスは必要なものの、継続して余剰電力を売電することが可能です。FIT制度の期間が終了すると売電価格は下がりますが、電気代の抑制+売電収益で長期的な投資効果につながります。

メリット③ 停電時等の非常時に電力を確保できる

電力会社からの電力供給だけでなく自宅で発電できるため、自立性の向上につながります。停電時や災害時等でも、昼間であれば電力を使うことができ、蓄電池を設置していれば夜間でも貯めた電力を使用することが可能です。

デメリット① 導入コストがかかる

太陽光発電は決して安価で導入はできません。とはいえ、普及が進むにつれて初期費用もひと昔前よりは各段に安くなっていたり、商品の品質や耐久性も向上しているため、おおよそ10年程度で設置費用を回収できる計算です。

デメリット② 発電量が天候や地域に左右される

太陽光エネルギーで発電するため、天候や日照時間の差によって発電量が変わります。あらかじめ、日当たりの良い南側の屋根に設置が可能か、隣接するマンションや木などの日陰にならないかなど周辺の環境を確認しておきましょう。

デメリット③ 設置に不向きな場合がある

太陽光により発電するため、日照に関して問題がある場合は設置しても意味がありません。また、太陽電池モジュールは重量があるため、現在の耐震基準に適合していない場合は地震などの災害時に重さで倒壊するケースもあります。

太陽光発電の施工の流れ

太陽光発電を導入する場合の一般的な流れをご紹介します。

ステップ① 計画と調査

太陽光発電を設置するにはまず、導入計画と現場の調査が必要です。

具体的には、屋根に太陽電池モジュールを設置可能かどうか、どの程度の発電量が見込めるのか、売電収入はいくらくらいなのか、といった計画と調査を実施します。

ステップ② お見積もり・ご契約

計画と調査に基づき、お客様の状況に適したプランを確定のうえ、見積書を作成します。
提示された見積書に納得がいけば、ご契約となります。
じっくりとご検討いただき、わからない点やご不明な点はお気軽にご質問ください。

ステップ③ 電力会社・経済産業省への申請

売電を行うには、電力会社および経済産業省へそれぞれ申請手続きが必要です。

電力会社へは電力需給契約を結ぶため系統連系申請を行います。
同申請が下りた段階で、経済産業省に対して事業計画認定申請を行います。
なお、申請につきましては弊社が代行いたしますのでご安心ください。

ステップ④ 設置工事

太陽電池モジュールやパワーコンディショナーといった関連機器の取り付け、配線工事を実施します。
設置規模にもよりますが、おおむね1週間程度で設置が完了。

試運転を実施し、問題がなければ本稼働となります。

ステップ⑤ 売電開始

それぞれの手続きが完了し認可が下りれば売電の開始が可能となります。
売電による収入は通常の電気代金の引き落としとは別に、月々振り込まれます。